バーミーズ

慈悲深いネコ

バーミーズは顔も身体も丸く、全体的に優しい印象を持つ猫です。
性格もその外見を裏切らず、好奇心旺盛で賢く、しかも怖いもの知らずです。

上品で高貴な雰囲気と、豊かな表情や東洋的なムードも持ち合わせていて、鳴き声も非常に小さく静かなことから、アメリカでは「慈悲深いネコ」と呼ばれ人気の高い品種となっています。

また人間が好きで誰にでもよく懐き、どんな環境にも順応するといわれますが、この傾向は特に子猫や若い猫に顕著に見られます。
ある程度年齢を重ねたバーミーズになると、やはり普通のネコと同じように、いつも一緒にいる家族や住み慣れた環境以外は警戒するようになっていくようですね。

ひとりにされるのを嫌がる

温和で賢いバーミーズは、人に構ってもらうのが大好きです。
飼い主の側を離れたがらず、気付いた時には家族とテーブルを一緒に囲んでいた、なんてこともよくあります。

そんなバーミーズは、ひとりにされるのを嫌がります。
頭が良いだけに、自分が置かれている状況を理解しているのでしょうか?家族が出かける支度を始めると、急にトイレへ入ったり、足元にぐるぐるとまとわりついたり、飲み水をひっくり返したり。
まるで「行かないで!ボクをひとりにしないで!」と訴えているかのようです。

こんな姿を見せられると、あまりにかわいくて、ちょっとかわいそうで「できるだけ早く帰ってあげよう」という気持ちになってしまいます。

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