優雅さと神秘的な野生さを合わせもつ聖なるネコ
甘えるのが大好き
アビシニアンの祖先はその優雅さからクレオパトラにも愛されたと言われています。アビシニアンの名前の由来であるアビシニア高原は家猫(ペットとして猫に飼われる猫)の文化が生まれた地。つまりアビシニアンは人類が初めてペットにした猫なんです。
たしかにそう言われてみるとエジプトあたりのイメージになんとなくマッチする感じありますよね。
いろんな説があるようで、中には日本の雉猫(きじねこ)を祖とすると書かれた文献などもあるんだとか。
このアビシニアンは甘えるのが大好きなにゃんこ。特にオスのアビシニアンはまるでストーカーのようにびったりとついてくるほどの甘えん坊。猫ってツンデレってよく言われますがオスのアビシニアンはちょっとヤンデレ傾向なのかも(笑)
とても頭がよく活発的
アビシニアンはとても賢く、自分の名前を呼ばれると分かるんだとか。そのため「犬のような猫」と呼ばれることもあるんだって。
またその運動量から「猫のボーダーコリー」なんて呼ばれることもあるんだとか。人間に初めて飼われた猫なのになんでこんなに犬に例えられるんでしょうね(笑)
性格自体はおとなしく温厚ですが、遊ぶのも大好きなのでしっかり遊んであげましょう。猫タワーで自分で遊べるようにしてあげたり、猫じゃらしやボールでたくさんかまってあげると喜んでもらえるんじゃないでしょうか。
ただ、運動が大好きなので激しく遊びすぎてケガしないように気をつけましょう。
アビシニアンを飼うときに知っておきたいのはこれ!
にゃんこDATA
- 英語表記
- Abyssinian
- 原産地
- エチオピア
- 体重
- 3.0~5.0kg
- 体型
- フォーリン
- 毛種
- ショートヘア
- 毛色
- ルディー・レッド・フォーン・ブルー
- 目色
- グリーン・ヘーゼル・ゴールド・カッパー
- 平均寿命
- 12~15年
- 価格
- 100,000〜150,000円
- 入手しやすさ
- かんたん
飼いやすさ指数
- 活発さ
- 性格の大らかさ
- しつけのしやすさ
- なき声の小ささ
- 抜け毛の量
子猫のチェックポイント
ポイントになるのは、
・耳の大きさ
・被毛にティッキングがあるか
耳の大きさは、見た目だけで言うとアビシニアンらしさに繋がっているのでチェックしたいところ。
ティッキングについても、これがアビシニアンの特徴なのでこだわりたい魅力でもあります。
ティッキング
1本の毛にみられる異なった色の帯。アビシニアンの毛のように、一本の毛が2~3の濃い色の帯で染め分けられている色相。
目ヤニなどがあるかどうかも健康状態を知る上でポイントになってくるので合わせてチェックするのも良いです。
ただ、人間のパートナー選びと同じように、見た目だけで選ばず実際にアビシニアンの子猫ちゃんと接してみて「このコと一緒に住みたいなぁ〜」って思えばそれだけが一番だと思います。
アビシニアンの歴史を知っておくのも大事!
古代エジプトでは猫を“バステト神”という神獣と崇めていたためか、4000年前の古代エジプトの壁画に描かれた猫が見受けられたり、さらに9500年前にキプロスの地中海の島に猫が生存していたとも言われたりしています。
その古代エジプトで崇拝されていた猫というのは、飼い猫の起源であるとされている「リビアヤマネコ」。
「イギリス兵がアビシニア高原(エチオピア)から連れ帰った珍しい猫」ということでアビシニアンという名前になりました。
そのリビアヤマネコの雰囲気に似ているということでアビシニアンと名付けられました。
すっかり「古代エジプトの猫」というイメージのアビシニアンですが、シャム猫、オリエンタルショートヘアに代表される東南アジア原産のサイアミーズなどに近い種ではないかとも言われています。
アビシニアンの特徴はこれ。魅力をちゃんと知っておこう。
アビシニアンにあった環境は?
「最高のマンション・キャット」と称されるほど、人間との生活にぴったりの猫なんです。
生活環境の変化に対する順応性があるのはもちろん、もともと賢く従順で、気むずかしさがないのでとても飼いやすいタイプのにゃんこです。
ただ、ちょっと神経質なところがあり、知らない人やはじめて会うにゃんことの折り合いは難しい場合も。
子猫の時期は、寒さに弱いので、冬場は電気毛布などあたたかい環境を準備しておきましょう。
好奇心旺盛で活発なので、なるべく一緒に過ごして、スキンシップをはかったり遊んであげたりするのがベター。
きれいで小さい鳴き声も、アビシニアンの特徴です。本来は物静かなにゃんこですが、甘やかし過ぎるとワガママになり、鳴いて自己主張することもあるので気をつけて。
アビシニアンのグルーミングはどうすればいい?
ブラッシングは1日1回程度でOK。
シャンプーは月に1度が理想です。動きや光の当たり方で微妙に輝きを変化させ、全体にカラフルで深みのある色合いを見せるという素晴らしい被毛が魅力のにゃんこなので、ブラッシングやシャンプーの効果がよく実感できますよ。
水を怖がらない性格なのでシャンプーも楽なのもポイント。
まとめ
子猫の時は目がぱっちりしてて可愛らしく、成猫になるにしたがって「聖なる猫」を彷彿とさせるどこかエキゾチックな雰囲気をまとう優雅なにゃんこ。
ちょっとおてんばな感じはありますが、基本的にはおとなしく、とても飼いやすいタイプのにゃんこでもあります。
おまけ
アビシニアンの動画
twitterではこんな声も
ソマリはアビシニアンから生まれた訳でアビシニアンは猫の祖先と言われてるから野性味あるのは仕方ないことなんだな〜と勝手に納得している 普段は前猫達よりも大人しくて甘えんぼなんだけども怒るとやべえ 静かな奴がキレるとやべえと同じ
— イツキサンクトゥアリウム (@ituki0712) 2016, 1月 9
アビシニアンを飼っている芸能人にはこんな人がいます
※著名人・文化人含む
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