猫を飼っているかたは、噛まれたことが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
来客者を噛んだりしたら、それは大変ですよね。
また、人間以外のモノを噛むという行為もあります。
コードなどは感電の危険もあるのでとても危険です。
また、布や紙などの場合は誤飲などの危険もでてきます。
どうしたらそのような噛み癖がなおるのか。
このような行動にも理由があり、それにどう対処したら良いかをいくつかご紹介していきたいと思います。
猫と遊んでいるときに噛まれる場合
噛んでも良いおもちゃで遊ぶ
素手ではなく必ずすぐに、ねこじゃらし、硬めのゴム製のなどのおもちゃのほうを噛ませます。
手はおもちゃではないことを認識してもらうためです。
口の中に押し込む
手や指をかるく口の中へ押し込むようにして猫をひるませるようにしてみましょう。
無理やり引き抜くと手や指が切れてしまう場合がありますので注意しましょう。
「人を噛むと嫌なことがある」と認識してもらうためです。
ちょっと驚かせてみる
霧吹きなどで頭の上あたりに水をふきかける。
耳に少しだけ息をふきかけてみる。
手で大きな音をだす。
缶などを落としてみる。
などがあります。
その場を離れてみる
噛んだ時にすぐに遊ぶのをやめ別の部屋にいくか無視をします。
猫は、噛む=遊んでくれない。噛むと楽しくない。
と認識して噛む力を手加減したり、噛まなくなるようになります。
嫌がるニオイも効果あり
ネットやお店で販売されているものもありますし、猫はミントやレモンなど柑橘系の香りが苦手なようですので調理用のものなどを使用するのも良いと思います。
猫が中毒症状をおこすようなものは避けましょう。
モノを噛む場合
コード
コードをカーペットや布などで猫がみえないように隠します。
カバーを付けるのも効果的です。
コードカバーは100均にもありますので手軽にできますので良いと思います。
ラップの芯などをつなげてコードを通すというのもGood。
ダンボール
興味をおもちゃにそむけて噛んでも良いおもちゃを与えましょう。
猫の好きなニオイ(キャットニップなど)のついているものなら、すぐにそむけることができるかもしれません。
布
布製のぬいぐるみやタオルなど、おもちゃとして与えない。
中から綿などが出てくるので誤飲する可能性があります。
食事のバランスが悪いという場合もあります。
そこを見直してみることも大切です。
ビニール
買い物袋などのビニール類は猫の目のつかない場所、猫が開けられない場所にしまう。
猫はカサカサと音が鳴るものは猫も興味をもつものです。
扉を開けてしまう猫の場合は、扉のロックするものなどで開かないように対処しましょう。
観葉植物
食べてしまうと中毒症状をおこしてしまう場合があるので、それに代わる猫草を与えましょう。
トイレや小窓など猫が見えないところに置くのも良いでしょう。
猫がジャンプしても届かないような高さに吊るすのも良い方法です。
トイレの砂
その砂の噛み心地が気に入っている場合は砂の種類を変えてみましょう。
または、比較的安全性の高いおからなどの砂に変えるのも良いでしょう。
猫砂をやめトイレシートにするという方法もあります。
ストレスが原因の場合もある
キャットフードを硬めのものにする
ウエットフードなど軟らかいものだけではなく、噛みごたえのあるドライフードなど硬めのキャットフードも与えてみましょう。
硬めのオヤツなども効果的です。
リラックスできる場所をつくる
少し高い場所に猫用のベッドなどをおき、静かなくつろげる場所を確保してあげましょう。
トイレも、なるべく人の通らない場所や静かな場所に設置してあげるのが理想です。
スペースがあるようでしたらキャットタワーを設置するのも良いでしょう。
一緒に遊ぶ
おもちゃを引っ張り合いっこしたりして適度な運動をしてストレスやエネルギーを発散させてあげましょう。
壁にかくれて時々ちらっと顔をみせるという、かくれんぼなども喜びます。
先住猫を気づかう
新しく猫が仲間入りした場合、先住猫が大きなストレスを感じることがあります。
新しい猫ばかり可愛がらずに、それ以上に可愛がることで軽減されます。
スキンシップをする
ブラッシングを嫌がらない猫でしたら首や背中にかけて優しくブラッシングしてあげましょう。
優しく撫でるようにするのがコツです。
また猫の好みもありますが、顎や鼻筋などを撫でてあげるのも喜びます。
しっぽの付け根あたりをポンポンとかるくタッチしてみたり、撫でてあげるのも喜びます。
嫌がったら、すくにやめましょう。
まとめ
噛み癖はすぐに短期間で直すには難しいと思います。
ですが、ご紹介した対処法などを継続することによって猫の噛み癖も減らしていけると思われます。
長い目で見守り環境も整えてあげることが大切だと思います。
ここまでいくつかの対処法をご紹介いたしましたが、全体にいえることは猫とおもちゃでたくさん遊び、猫の気持ちを知ってあげることだと思います。
そして、猫の危険になるようなものは取り除いてあげることです。
みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
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