心優しき世界最長のネコ
いまだに謎が多い神秘的な猫
メインクーンはどこで誕生したか先祖はどんな猫かなど、いまだにわかっていません。
11世紀ごろ海賊船に乗っていた1匹の猫がヨーロッパで脱走しその後土着猫との交配で生まれた説や、カナダ地方で野生のアライグマとの交配で誕生した説、クーン船長がペルシャ系かアンゴラ系の猫とアメリカ東部沿岸地方に持ち込み土着猫と交配した説など様々です。
また、かの有名なマリーアントワネットがアメリカに亡命しようとした際に逸れてしまったアンゴラ種の猫がアメリカのメイン州のウィスカセット海岸にたどり着きそれが今のメインクーンの起源ではないかと言われています。
メインクーンの名前の由来がメイン州の「メイン」、アライグマを意味する「クーン」を合わせたものという事はわかっており、現在はメイン州の州猫として扱われています。
もっとも有力な説が11世紀ごろヴァイキングの船に乗っていた猫が各地方の土着猫と交配し、生まれた子猫が何らかのルートでアメリカ大陸に渡ってきたという説です。
なんでもすぐに覚える賢さ
メインクーンはとても賢く、すぐに色々な事を覚えてしまいます。
猫だからと油断していると棚の扉を開けたり、ドアを勝手に開けて出てしまったりすることもしばしば。
根気よくしつけを行えば名前を呼んで来ることはもちろん、犬のようにお手や伏せなどを覚える子もいます。
このずば抜けた賢さはメインクーンの起源には何かしら人間がそばにおり、その人間と共に生きるために身についた処世術ではと言われています。
とても賢いメインクーンですがワイルドな見た目とは裏腹に飼い主と遊ぶことが大好きで優しく人見知りをしない性格の子が多いようです。
メインクーンを飼うときに知っておきたいのはこれ!
にゃんこDATA
- 英語表記
- Mainecoon
- 原産地
- アメリカ
- 体重
- 4〜9kg
- 体型
- ロング&サブサタンシャル
- 毛種
- ロングヘア
- 毛色
- ホワイト・ブルー・ブラウンクラッシック・シルバーマッカレルタビー・ブラック&ホワイトなど全ての毛色
- 目色
- 被毛の色に準ずる
- 平均寿命
- 11~14年
- 価格
- 150,000〜200,000円
- 入手しやすさ
- かんたん
飼いやすさ指数
- 活発さ
- 性格の大らかさ
- しつけのしやすさ
- なき声の小ささ
- 抜け毛の量
子猫のチェックポイント
ポイントになるのは、
・骨格や筋肉の発達具合
・被毛が厚く長さはセミロングであるか
メインクーンは世界最長の猫とも言われるほど大きく成長します。
子猫の時から骨格や筋肉の発達具合が重要になってきます。
被毛はシルキーで厚みがありセミロングであるかどうか確認しましょう。
目ヤニや遺伝性疾患があるかどうかも健康状態を知る上でポイントになってくるので合わせてチェックするのも良いでしょう。
一番重視してほしいのが相性です。
猫にも人間との相性があり店員さんに頼んで抱っこしてみたり話しかけてみたり撫でてあげるなどして子猫の反応を見てみましょう。この子がいいなと直感で思った子があなたの良きパートナーとなるでしょう。
目ヤニなどがあるかどうかも健康状態を知る上でポイントになってくるので合わせてチェックするのも良いです。
ただ、人間のパートナー選びと同じように、見た目だけで選ばず実際にメインクーンの子猫ちゃんと接してみて「このコと一緒に住みたいなぁ〜」って思えばそれだけが一番だと思います。
メインクーンの歴史を知っておくのも大事!
メインクーンの起源には諸説ありますが、もっとも有力な「ヴァイキング説」では同じくヴァイキングの船によってもたらされた猫種、ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンの外見が似ていることから多くのブリーダーなどに支持されています。
どの説も共通して厳しい自然の中で強く、健康に育ち生き抜いたことで今の様なワイルドな出で立ちになりました。
1950年頃からメインクーンの人気は一気に高まり1968年には6人のブリーダーがメインクーンの保護、育成を目的にメインクーンブリーダー(MCBFA)を設立しました。
メインクーンの特徴はこれ。魅力をちゃんと知っておこう。
メインクーンにあった環境は?
メインクーンはその筋肉質な体型を維持するために高タンパク、高カロリーな食事が必要です。
運動量はずば抜けて多いわけではありませんが、肥満防止、ストレス解消にキャットタワーなどいつでも運動できる環境は整えてあげることが理想です。
ぉはニャン(〃ΦωΦ〃)ノ☀ほのぼのした土曜日朝 毎日恒例の運動会が終わって疲れた2ニャンズ♡♡くっついて寝てる(*´`)♡幸せなひとときだニャン♡♡#猫モフー #みんねこ #猫好きさんと繋がりたい #猫部 #メインクーン pic.twitter.com/CzMic1Xo7Q
— YU(*ΦωΦ*)MI @メインクーン (@hima_0730) 2016年6月4日
高いところでのんびりするのも大好きなので広く安定し落ち着けるようなキャットタワーが良いでしょう。体重も重くなりますのでキャットタワーに転倒防止の突っ張りなどが付いているものをお勧めします。
メインクーンは基本的に丈夫で健康な猫ですが、「肥大性心筋症」という心臓病にかかりやすいことがわかっています。
発症理由は詳しくわかっていませんが、ストレスを感じる生活を送っているとなりやすいと言われていますので狭い部屋に1日中閉じ込める、トイレを掃除しない、寝床が汚いなどストレス要因を減らし快適に過ごせるよう心がけましょう。
メインクーンのグルーミングはどうすればいい?
まとめ
メインクーンは被毛のケアと定期的に運動を兼ねて遊んであげられる環境が整っていればとても賢く穏やかなので非常に飼いやすい猫種でしょう。
部屋があまり広くなくとも上下運動ができれば十分です。
ゆったりとした出で立ち、綺麗で豪華な被毛を見ていると、とっても癒されますね。
メインクーンを飼っている芸能人にはこんな人がいます
※著名人・文化人含む
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