神秘的な見た目と優等生のような性格 シャルトリュー

ポイントになるのは、

・被毛はブルーでダブルコートかどうか
・瞳の色は公式なものか

シャルトリューはその特徴ともいえる綺麗なブルーの被毛を持っています。
この被毛は短毛ですがダブルコートで密度が高く生えています。



瞳の色はゴールド・オレンジ・カッパーのみですのできちんと確認しましょう。
生後まもない場合はキトンブルーと言って青い瞳をしていることがありますがこれは子猫の時のみです。

体型はたくましく筋肉質なのが特長です。お腹周りはがっしりとしていますが四肢はすらりとしているのも特長です。

同じシャルトリューの子猫でも各々性格が少しずつ違います。
人間との相性ももちろんありますので子猫を決める際は実際に触れ合ってみることが重要です。直感でこの子がいいなと思った子が一番良いでしょう。

目ヤニなどがあるかどうかも健康状態を知る上でポイントになってくるので合わせてチェックするのも良いです。

ただ、人間のパートナー選びと同じように、見た目だけで選ばず実際にシャルトリューの子猫ちゃんと接してみて「このコと一緒に住みたいなぁ〜」って思えばそれだけが一番だと思います。

シャルトリューはロシアンブルー、コラットと共に人気の高い猫でその被毛の色から「ブルー御三家」と呼ばれています。
元フランスの大統領や多くの著名人に愛された猫として今もなおフランスの国宝と言われています。

そんなシャルトリューは生い立ちが未だにわかっておらずシャルトリューズ派の修道院がアフリカから連れて帰り修道院で育てていた猫の子孫という説や十字軍が連れ帰った猫である説、リキュールと関係している説など様々。

世界が戦乱の時期になるとシャルトリューを含む純血猫が激減し、絶滅の危機に陥りましたが異種交配より育種が再開され、ブルターニュで猫の繁殖を行っていたレジェ姉妹によりペルシャ猫とブリティッシュブルーを交配させ今のシャルトリューになったと言われています。

シャルトリューの特徴は美しい被毛。

ブルーのみが公式な毛色として認められており短毛種ですがダブルコートなので密度の高い毛がたくさん生えています。
肩幅が広く胸は厚いがっしりとした体型ですが四肢は短めでシャープ。
頭部が丸く鼻先に向かい細くなっているのでいつも微笑んでいるかのような顔つきで「微笑みの猫」とも言われております。

体重は大きくて6キロを超える場合もありメスよりもオスの方が大きくなる傾向にあります。
しつけもしやすくパーフェクトキャットといく呼び名もあるくらいです。

運動量も遊び好きな性格も賢く穏やかな一面もまるで犬のようで、根気よくしつければお手や伏せなどを覚えてしまう子もいるようです。

鳴き声も小さく穏やかなのでとても飼いやすいでしょう。

体が大きく運動が大好きなので上下運動ができるようにキャットタワーなどがある環境が好ましいです。
体重も重くなりますので耐久性のある丈夫なものを選びましょう。

成猫になっても飼い主と遊ぶのが大好きなのでコミュニティも兼ね定期的に遊んであげましょう。

シャルトリューは筋肉質な体つきですが去勢、不妊手術後は太りやすくなりますのでカロリーは年齢や体格、運動量に合わせて調節していきましょう。

被毛のケアは短毛種ですがダブルコートなので週に3〜5回はブラッシングをしてあげましょう。

被毛は撥水性があり皮脂をためやすい傾向がありますので体臭がきつくなる場合もありますので換毛期や汚れがひどい場合はシャンプーがオススメです。
シャンプーは子猫の時から水に慣れさせておけば比較的スムーズにいくでしょう。

猫を飼いたいけど初めてだから面倒が見れるかきちんとしつけが出来るか不安という方にはシャルトリューをオススメします。

もちろん生き物ですので手がかからないなんてことはありませんが、鳴き声も比較的静かで穏やかな性格、被毛のケアも短毛種なので簡単とパーフェクトキャットと呼ばれているだけのことはあります。

運動、飼い主と遊ぶことが好きなので愛猫と遊ぶ時間をきちんと作れる人が理想的。
優等生のような性格と美しいブルーの被毛を見ているだけで癒されますね。

※著名人・文化人含む