保護猫(動物保護)団体に私たちができることって?

まずは、保護団体の種類について理解しておきましょう。

NPO(特定非営利活動法人)

特定の公益的・非営利活動を行うことを目的とする法人である。「非営利」とは、団体の構成員に収益を分配せず、主たる事業活動に充てることを意味しています。商業活動を行うこと等の収益を得る行為を制限はありません。

認定NPO

認定NPOは、寄付金控除が適用されるNPO法人のことです。
一定の要件を満たし、国税庁長官の認定を受けている団体です。
しかし、認定を受けるための条件が厳しく、特定非営利活動法人に比べると多くは無いです。

一般社団法人

般社団法人は、設立時社員が2人以上いれば設立でき、事業内容に公益性がなくても設立できる団体です。

公益法人

公益法人は、公益を目的とする23の事業に限定され、一般社団法人設立登記後に、行政庁に認定申請を行い認定され他団体。社会的に高い信頼を得ることができ、税制の優遇措置を受けることが出来ます。

一般団体

高校や大学の動物愛護サークル、市民ボランティアさんたちの団体です。

 

保護猫(保護動物団体)って何をしているのでしょうか?

その名のとおり、動物の保護です。
殺処分ゼロを目指している団体や、地域猫活動に力を入れている団体や、里親会を開催する団体などです。

New Fosters

保健所(動物管理愛護センター)から殺処分前の動物を引き出してきて、里親さんを探したり、多頭飼育崩壊現場にレスキューに入り、動物を保護して里親さんを探したり、廃業ブリーダーから動物を保護して、やはり里親さんを探します。

基本的には、里親探しがメインの団体が多いですね。

あとは、里親さんを探すとは言っても、なかなか難しいですし、すべての動物が人間になつくわけではありませんので、「地域猫」活動といって、野良猫に不妊手術を実施し、これ以上不幸な仔猫が増えないようにし、1代限りの命として地域で(ボランティアさんたちが)えさをあげて世話をする活動をする団体もあります。

里親さんを探す方法としては、定期的に里親会を開催したり、保護猫カフェを運営したりです。

特に、保護猫カフェは、譲渡してもらう猫を探す人だけの場所ではありませんので、気軽に行っていただければと思います。

入店料や飲食代は活動費にまかなわれますので、お店に行くだけで動物愛護活動に参加できます。

アプローチの仕方や、方法は違えどこのような団体の思いは、「不幸な動物をなくしたい」、「殺処分ゼロにしたい」ということです。

 

愛護団体の悩み

ボランティアや飼育スタッフの確保が難しい

動物が好きだから、かわいいからというだけでは出来る活動ではありません。

安らかに看取るために保護された動物のお世話をすることも多々とあります。
怪我をしていて、包帯だらけの子も居ます、人間になつかない子もいます。

本当に「かわいいから」だけでは乗り越えられない現実も多く、「こんなだと思わなかった、、、」という理由で、長続きしないスタッフも多いです。

運営資金難

保護した動物の、飼料、医療費、トイレの砂、ペットシーツ等の寄付を募っている団体は多いです。

医療費は高く、ワクチンや寄生虫駆除、不妊手術は絶対に必要ですのでどうしても削れない経費です。
そして、せっかく保護した動物を飢えさせるわけにはいきません。

毎日の飼料代も何万円にもなる団体もあります。

そして、衛生状態を清潔に保つために、トイレの砂や、ペットシーツ、消毒剤も毎日たくさん使います。
「削れる経費は人件費」という笑い事ではない状態の団体もあるはずです。

欧米では数万人単位の会員の支援や、多額の寄付金を受けて活動している団体が多くあります。

しかし、日本ではまだNPO活動に対する国民の理解が低く、活動会員やサポーターからの支援で活動ができている団体は稀です。

そして、政府や助成財団からの助成金を受けるのも簡単ではありません。
助成金を得れた場合でも用途が活動経費のみで、専従者や常勤者への給与手当に用いることが出来ないことや、金融機関からの融資が得にくいことから財政面で苦労している団体はたくさんあるでしょう。

直接お手伝いにはいけないけど、動物愛護活動に参加したいという場合は、「ご寄付」は非常に有効な助けになります。

 

現実には愛護団体を慈善団体と思っている人も多い

動物愛護団体は、動物を保護する団体なのですが、慈善団体と混同している方も多いようで、保護団体の施設に、無言で動物を遺棄していったり、譲渡の際それまでにかかったワクチン代や不妊手術代とうの経費の一部の負担をお願いしたら「ただじゃないのか!」と怒り出す方も居たり、、、と聞きます。

保護した動物を、「うちでは飼えない」、「飼える余裕が無くなった」、「うちの庭に捨てられていた!」などの理由で、保護団体に持ち込む方も多いのですが、その場合は、持ち込まれた方を保護主とし、保護主にお預かり料を寄付という形で頂く所が多いと思います。

そのお預かり料は、保護動物の飼料や毎日使う、ペットシーツやトイレの砂を購入する代金に当てられるのですが、それを支払わない方も多いと聞きます。

動物愛護団体は、全部を無料で引き受けてくれるような慈善団体ではありません。

そして、自分で保護した動物をなんらかの理由が合ったとしても、その動物を第三者であり、確実に保護してくれるだろう「動物愛護団体」に遺棄した場合、それは動物愛護ではなく、動物遺棄という罰金の付く犯罪になります。
あまりにたくさんの動物が遺棄され、財政が圧迫され廃業した団体もあります。

「良いことをした」、「殺処分はしたくない」、という思いがあるのであれば、動物愛護団体の施設に無言で動物を置いていくことは止めましょう。
保護したけど、自分では飼えないという場合は、ちゃんと保護団体に相談しましょう。

 

まとめ

愛護団体について、少しは理解していただけたでしょうか?

  • 保護猫カフェの利用
  • 寄付
  • 動物愛護団体を知って無理をなくすこと

など、会員になったりしなくても出来る支援はたくさんあります。

常勤じゃなくとも、時々数時間だけ、猫カフェに猫ちゃんのブラッシングや爪きりのボランティアとして行くことや、里親会のお手伝いでも十分な助けになるはずです。

何かを手伝いたいと思われる方は、お住まいの地域の動物愛護団体さんに尋ねてみてください。

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