ネコやお部屋の匂いを抑える6つの方法

photo by Petful

猫の臭いが気になる場合は、その臭いの原因を考えるとともに、猫の健康状態もチェックする必要があります。臭いの種類や性質なども猫を飼っている環境に大きく影響しますが、一般的に猫の臭い対策として有効な手段をまとめました。

1.システムトイレと衛生対策

猫のトイレが臭いの元になる場合があります。

トイレを不衛生にしているとその臭いが猫に移ることになりますので、まずはトイレ対策が必要です。

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猫がトイレをしたらその度に片づけてあげればいいのですが、難しい場合は1日1回は排泄物を片づけましょう。
最近ではシステムトイレと呼ばれるものが売っていますが、最下部に抗菌・脱臭マットやシートが敷かれており、引き出して取り出せるタイプがあります。
このマットやシートを定期的に取り替えれば、かなり臭いは改善されるのではないでしょうか。

入り口にカバーが付いたドーム型のトイレもありますので完全に蓋をすることも大事ですね。
臭いを取るチップや砂も合わせて使うといいでしょう。

2.猫の餌と食器などの衛生対策

猫の餌も臭いの原因です。

口の雑菌がついている食べ残りが臭いの原因になりますので、猫のフードは必要以上に入れずに、食べきれる分だけ入れるようにしましょう。
毎回食べる量を決めておけば、猫の健康状態も把握することができます。

Abandoned Storefront Cat Food

食器は常に清潔にして、餌もカリカリなどドライタイプの餌をあげると臭いもしませんし、食器も汚れにくいです。
食器はきちんと洗剤で洗って、よく水ですすいでおくと、猫が皿を舐める時も安心です。

猫の餌は緑茶の風味で口臭を抑えるもの、アボカドオイル、臭いを抑える猫専用サプリメントなども発売されています。

3.ブラッシングと毛玉対策

I love brushing

猫の健康状態も考えて猫の体のケアを怠らないようにしましょう。

抜け毛が多いと毛を飲み込んでしまい毛球症になる場合もありますので、定期的にブラッシングをしてあげましょう。
抜け毛を日々取り除いてあげれば、猫が飲み込む量も少なくなります。

胃や腸内に形成された毛玉が体内で成長し、腸管内で縄状にからんでしまうと伸びた毛玉は手術でしか取り出せなくなってしまいます。
食欲不振の時に毛球症を疑う場合は、毛玉をできるだけ体外に排泄させるようにする毛球除去剤を、猫の口元に塗り舐めさせます。

ブラッシングはマッサージ効果もあり、毛玉対策にもなりますので綺麗な身体を保てるようになります。
フードも植物繊維が多く含まれている「ヘアボールケア」機能の高いものを食べさせることでも効果があります。

猫草を食べさせるのも毛玉対策になります。

4.体臭の臭い対策

口内や腸内の炎症も臭いの原因です。

長年の間に歯石が溜まる場合も多いですから、猫用の歯磨きを使いましょう。
猫専用の口臭ケアグッズはドライフードでもオーラルケア用のおやつタイプの餌や猫の歯磨きガムなどもあります。

不妊手術をしていない場合は思春期になるとそれなりに体臭が強まる傾向にあるようです。
体臭の強い箇所、尻尾の付け根や肛門の周り、足の裏指の間、耳などを念入りに手入れをしておきましょう。

the first time shampoo

また内臓疾患や怪我が原因で臭う場合もありますから、特定の箇所が臭う場合は、獣医さんに診察してもらうことが大切です。
身体を直接洗う場合、シャンプーなどは嫌がる猫も多いので、少し熱めにしてタオルで体を拭くのが一番安全です。

she fell asleep in the middle of giving herself a bath

また日光浴ができる環境であれば、日に当たることにより臭いがかなり改善される場合があります。
これは臭いの原因となる雑菌を駆除しているからです。

このように常に猫の体を清潔に保っておくことが臭い対策として重要です。

5.空気清浄機と換気

加湿空気清浄機

猫のトイレの近くに空気清浄機を置くという方法もあります。

但しフィルターは猫の毛や猫砂などですぐに詰まってしまうので、こまめな掃除やフィルターの取り替えが必要となります。
梅雨時など窓を閉め切っている場合に、湿度が高いですから微生物が活発になったり臭いが強くなる時期には特に有効です。
空気清浄機は飼い主も常に綺麗な空気を吸うことができるわけです。

ペットのトイレの匂いに効果的な脱臭機として「東芝デオドライザー」「富士通ゼネラル脱臭機プラズィオン」などが人気。
ペット特有の悪臭の元である、アンモニア臭も吸収してくれます。

6.消臭剤や柔軟剤

レノアハピネス初使用自分のベッドで一緒に猫と寝る場合もあると思いますし、猫の寝床に毛布などを敷いている場合があります。

この寝具が汚れていたり、臭いが強かったりすれば当然猫に臭いが移ることになりますし、体を清潔にしても臭いがすぐ付いてしまいます。
こういう場合に、自分の寝具や猫のシーツ・毛布などを洗濯する際に柔軟剤のレノアを使うのが有効です。

レノアは自動消臭・防臭できる柔軟剤として人気があります。つまりその防臭効果が猫に移るわけです。

ですが万が一猫が臭いなどで嫌がるようでしたら使用を止めるめた方が無難です。
また、部屋に臭いが染み付いてしまった場合の対策としては消臭剤を使いましょう。

衛生を徹底すれば健康を保てる

このように猫の臭いは根本原因として健康状態と衛生環境に密接に関係していると考えられます。

常に猫の健康を考えて環境を清潔に保っていれば、健康に長生きできるようになるはずですし臭いも気にならなくなるでしょう。
猫は放置していても比較的問題なく飼うことが出来るペットとして人気ですが、毛玉対策など特有のリスクもあるわけですから、衛生面や健康にも気を遣わなければなりません。

このような消臭対策も結果的に飼い主の健康にも良い影響がありますし、常に居住空間の衛生対策に留意することにもなります。

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