家猫でもケージは必要?何のために使ってるの?

飼育ケージ

photo by Terry Y M LIU

家猫にケージを使うメリットはあるの?

家猫にとってケージが特に必要な時期というのは、新しく自宅に猫ちゃんがやってきた時だと思います。

飼い主の方は、新しく家族の一員としてやってきた猫ちゃんと十分な信頼関係はまだやってきて日が浅いうちには築けていない時期がどうしてもあります。

実は、猫ちゃんは人間同様初対面の人と接することや初めての環境には非常に怯えていたり人見知りをしている性格があります。

ケガを防ぐ

もちろん猫によって性格は異なりますが多くの猫の場合は臆病な子が多いです。
そのため、ちょっとしたことに驚いてしまい体に接触したもの(コップや花瓶など)を不注意から落としてしまったり壊してしまったりすることがあります。

ここで重要なことは猫ちゃんが壊れたもので怪我をしてしまうことです。

怪我をしてしまうと傷口から細菌が入り最悪の場合は死に至る場合があります。
そのため、猫ちゃんに新しい家の環境に慣れてもらう必要がありますので、ケージに入れておくことも重要と言えます。

しかし注意しておくことは、猫はもともと狩猟型の動物ですので1日中ケージの中にいることは大変なストレスにもなりますので、定期的にケージから出してあげて自由に動ける時間帯を作ってあげることも猫のことを考えると重要と言えます。

アクシデントを防ぐ

好奇心の強いタイプの猫ちゃんは家にあるものを何でも触ってみたり動かしてみたりと常に何かにちょっかいを出している子もいます。

そのタイプに危険が降り注ぐとすれば自宅にある家電製品です。
人間の目からすると何に使う道具でどのような危険性があるのかは普段の生活から身についています。

Cat in Cage

例えば、アイロンをかけている時にアイロンは非常に高温であり人間でさえも取り扱う際には細心の注意を払っているところです。
しかし、アイロンを見たこともない猫ちゃんからすると少し目を離したすきにアイロンに興味を持ち触ってしまうとたちまち火傷をしたり感染症にかかってしまうこともあります。

そうならないためにも、アイロンを使用するときや掃除機をするときなど猫ちゃんに危険が及ぶ可能性があることをする際には猫ちゃんをケージの中に入れておくことも1つの対策と言えるかもしれません。

神経質な猫ちゃんほどケージが必需品かも

[mini] lion's mane with tail

猫ちゃんは体も小さく非常に神経質な生き物です。

そのため、住み慣れた環境から移り住んでしまうとたちまち食事が喉を通らなくなったり飲み物を口にしなくなるなど生活スタイルに悪影響を及ぼすほどの神経質っぷりを発揮しています。

環境に慣れるためにも自分の身を守ってくれるケージという存在は非常に重要です。
猫も食事を取らないとたちまち体力が低下し衰えていきます。

そうならないためにも、ケージでしっかりと守ってあげて食欲が増してきたり元気な様子がうかがえるようになってから外に出す時間を少しずつ出して練習させてあげることが重要といえるでしょう。

料理の時はケージに入れること

料理をしている時は、包丁を扱っていたり沸騰したお鍋を使用したりするなどこんな時に猫が飛びかかっていきたりじゃれてきたらたまったものではありません。

猫の中には、かまってちゃんもいますので料理に取り掛かっている飼い主さんを見ると「すりすり」と近くに寄ってくる猫ちゃんもいます。
また、料理をしているとついつい床に食材が落ちてしまうことがあります。

その時、猫は動くものに敏感に反応をするため、落ちているものをクンクンと匂いをチェックしてパックと口に入れてしまうこともあります。
衛生的にも良くないですし、また猫にとっては食べてはいけない刺激の強い食材もありますので、調理をする際は危険が最も多い時間帯になりますので、ケージに入れて猫の安全を確保してあげることも大きなケージに入れるメリットと言えるでしょう。

ケージになれたら必要ありません

Riverside Arrives

猫ちゃんも初めはケージでの生活に落ち着いていませんが、次第に日が経つ連れて慣れていきます。

そんなときには飼い主さんの判断でケージから卒業させることも重要です。
かといって、ケージから解放してあげるとたちまちコードを噛んだり壁で爪を研いてみたりとやりたい放題をする猫ちゃんもいます。

そんなときに重要なのは、ダンボールです。

ダンボールを使用することで猫ちゃんは暗いところに頭を突っ込んみたがりますので、格好の遊び場になります。
また、爪をとぐこともできますのでケージにいるときに感じていたストレスからも解放されて元気にのびのび成長していくことができます。

ケージは一言で必要である必要ではないとは言い切れないので、猫ちゃんの個性と成長に合わせて臨機応変に使用することが良いでしょう。

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