2代に渡る交配の末に生まれた頭脳派猫
とっても頭の良い猫
オシキャットは犬の魂が身体に入っているのではと言われるほど社交的で賢い猫です。猫といえば自由気ままなイメージですが頭の良いオシキャットは投げたものを持ってくることは勿論、呼ばれたら返事をする、ドアの開け閉めを覚えてしまうなど様々な行動をやってのけます。このようにとっても頭が良いので飼い猫としてしつけがしやすく初めて猫を飼う方にも飼いやすい猫種でしょう。
人見知りをせず社交的な一面も飼いやすい理由の一つです。好奇心旺盛で初対面の人にも物怖じせず擦り寄ってきます。
クールに見えるけど実はとっても甘えん坊
鋭い眼光やスリムな体型からクールなのかなと思われがちですが、実際はとっても甘えん坊。飼い主以外にも撫でて欲しいと甘えてきたり、遊んで欲しいアピールしたりと、本当に猫?と疑いたくなるような社交的な振る舞いを見せてくれます。
しかし、その甘えん坊な性格ゆえに飼い主が長時間家を空けたり、構ってあげられなかったりすると拗ねてしまうことも。時にはその寂しさがストレスになってしまうこともあるようです。長時間のお留守番の後はしっかりと遊んであげる、構ってあげられない時はおもちゃを与えるなど工夫をしストレスが溜まらないようにしてあげましょう。
オシキャットを飼うときに知っておきたいのはこれ!
にゃんこDATA
- 英語表記
- Ocicat
- 原産地
- アメリカ
- 体重
- 3.0~5.0kg
- 体型
- セミフォーリン
- 毛種
- ショートヘア
- 毛色
- ブラウン・シルバーなどの毛色にスポットがある
- 目色
- ブルー以外の目色(毛色に準ずる)マスカララインがある
- 平均寿命
- 12~15年
- 価格
- 100,000〜300,000円
- 入手しやすさ
- ややむずかしい
飼いやすさ指数
- 活発さ
- 性格の大らかさ
- しつけのしやすさ
- なき声の小ささ
- 抜け毛の量
子猫のチェックポイント
ポイントになるのは、
・被毛にはスポットがあるか
・筋肉質でしっかりとした体型か
オシキャットは美しいスポット模様があり尻尾は細長くなります。
子猫を選ぶ際はスポットがはっきりしている個体が良いでしょう。
また成長すると6キロ程にもなる猫種なので子猫であっても筋肉質でしっかりとした体型の子を選びましょう。
そして一番重要なのが猫との相性です。
猫と人間にも相性あり、子猫を選ぶときは必ず抱っこしたり話しかけてみたり触れ合ってから決めましょう。
触れ合っているうちにこの子がいいなと感じた子がベストです。
目ヤニなどがあるかどうかも健康状態を知る上でポイントになってくるので合わせてチェックするのも良いです。
ただ、人間のパートナー選びと同じように、見た目だけで選ばず実際にオシキャットの子猫ちゃんと接してみて「このコと一緒に住みたいなぁ〜」って思えばそれだけが一番だと思います。
オシキャットの歴史を知っておくのも大事!
オシキャットは2代に渡る交配の末に誕生した猫種。
元々はアビシニアンのポイントカラーを受け継いだシャム猫を作出しようと交配を試みましたが、その交配で誕生した猫がアビシニアンの血を強く受け継いだものでした。
その子猫の中にスポットを持つ子がおり、さらにはっきりとした斑点模様にしようとアメリカンショートヘアと交配させた事で誕生したのが今のオシキャットと言われています。
このように長い研究とブリーダーの努力によって誕生した猫なんです。
オシキャットという名前の由来は、野生のネコを意味するオセロッテと、意図しない交配の結果産まれた品種のアクシキャットを組み合わせたもの。
1978年CFAに公認されました。
オシキャットの特徴はこれ。魅力をちゃんと知っておこう。
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オシキャットの最大の特徴は何と言ってもこの綺麗なスポットでしょう。
スポット模様の猫は他にもベンガルやエジプシャンマウがいますがオシキャットのスポットは完全に人工的に作られた唯一の成功例です。
大きなセミフォーリンタイプのボディに首まわりと尻尾の濃いラインが途切れてスポットになっています。
骨格や筋肉のバランスが良く、尻尾は細長く被毛は短毛ですが光沢がありとても細く柔らかい手触りをしています。
頭部は丸いくさび形で目は大きなアーモンド型、顔に対して大きな耳がとってもチャーミングですね。
オシキャットにあった環境は?
オシキャットは成猫になると約6キロにも成長する大きな猫です。
そのため食事量が多く筋肉質な体をキープするためには良質なたんぱく質が欠かせません。
また、綺麗なスポットを持つ被毛は栄養バランスが崩れるとツヤがなくなってしまいます。
年齢や体格に合わせカロリーや栄養バランスを調節しましょう。
歯肉炎にかかりやすい傾向がありますので定期的な歯磨きをお忘れなく。
最近は歯磨きの代用になるおやつなどもありますので上手く取り入れましょう。
たくさん食べるとともに運動量も多めです。
頭が良いので何か芸を仕込んで見るのも良いでしょう。
運動不足はストレスや肥満の原因になりますので体の大きなオシキャットが十分に遊べるようなスペース、上下運動のためのキャットタワーがあり環境が理想的です。
上下運動は家具などで段差を作り代用しても問題ありません。
また、オシキャットは寒さに弱い傾向がありますので冬場の温度管理は十分に気を使ってあげましょう。
オシキャットのグルーミングはどうすればいい?
短毛種ですが綺麗なスポット模様を保つために毎日ブラッシングを行いましょう。
抜け毛を取り除くというよりも毛並みを整えツヤを出す感じで丁寧にときましょう。
猫は元々綺麗好きで自分自身でも毛繕いをしますので特別汚れた時以外はシャンプーなどの必要はありません。
まとめ
オシキャットはその綺麗なスポットと野生的な見た目からとても人気のある猫種です。
クールな見た目ですが人間が大好きなところや飼い主に甘える姿はまさしくギャップ萌と言う言葉がぴったりですね。
ただし、寂しがりやな一面もありますので長時間家を空ける事が多い方は何かしらの工夫が必要になってきます。
一人でも退屈しないようにキャットタワーやおもちゃを与えるなどし、帰宅したら思いっきりかまってあげましょう。
食事のバランス、歯や被毛のケア、温度管理などお世話する上での細かい注意点もありますのでオシキャットを飼う際は自分の生活スタイルに合っているか考えてから飼いましょう。
とても賢く甘えん坊なオシキャットは上記のケアをきちんとできればとても飼いやすく懐きやすい猫です。
オシキャットを飼っている芸能人にはこんな人がいます
※著名人・文化人含む
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